あおいちゃんパニック!
宇宙からの転校生、早川あおいの周囲に巻き起こる騒動を描くSFコメディ。作者のSFマニアっぷりが遺憾なく発揮された作品であり、昭和57~59年の作品ながら、いまだに竹本泉の代表作として紹介される。
登場人物
- 早川あおい(チャチャ・モチャノチャ・ヌートの1)
- ヒロイン。連載開始時は14才。宇宙人の父親と地球人の母親を持つ。高重力星で育ったため、地球では圧倒的なパワーを持つが、それ以外は普通の女の子。「チャチャ~」は宇宙名であり、地球では母方の名字を使う。
- 森村ひろし
- あおいちゃんのクラスメート。もう一人の主人公。この作品の中では一番の常識人かもしれない。
- 高橋みどり
- あおいちゃんのクラスメート。山崎くんに♥のようである。
- 岡崎あきら
- あおいちゃんのクラスメート。本の虫で成績は上の上でメガネをかけているという、いわゆる「博士くん」タイプのキャラクター。父親は某大学の数学教授。
- 山崎たかし
- あおいちゃんのクラスメート。女の子が大好きな少年(女ったらしという自覚はないらしい)。
- ムーニーさん
- あおいちゃんのじいや兼教育係。鷲の様な外見で空も飛べる。
- あおいちゃんのママ(早川ひろこ)(ヒロコ・モチャノチャ・ヌートのサイ)
- 地球人。高校生の時は美術部員。
- あおいちゃんのパパ(ヌート・モチャノチャ・トメルの3)
- 宇宙人。地球に落花生の流通マージンを調べに来て、当時18才のひろこさんと知り合い結婚。
- トーオリ先生
- あおいちゃんの越してくる前の先生。あおいちゃんのパパ方のおじいちゃんの友人。
- ホルグルゥ
- あおいちゃんのペット。絵本を読んだり字を書いたりできるので、それなりの知能はあるものと思われる。
- パフパフ
- あおいちゃんのペット。外見を変えられる。
- トート
- あおいちゃんの元ボーイフレンド(自称)。見た目はハンサム。でも女ったらし。
- トゥクトゥプ
- あおいちゃんの幼なじみ。頭がよくスマートでハンサム(あおいちゃん、トートの基準で)だそうである。
- 秋本あきお
- 新聞部と写真部を掛け持ちしている放送部員。実は女ったらし。
- マメミム・モチャノチャ・トマトの7
- あおいちゃんのいとこの女の子。三つ子の姉妹がいる。
- トマト・モチャノチャ・トメルの1
- あおいちゃんの伯父さん(あおいちゃんのパパのお兄さん)で医者。マメミムのパパ。
エピソード
- あおいちゃんが転校してきたのと時を同じくして、森村君は奇妙な頭痛に悩まされていた。あおいちゃんの家がある「南栄三丁目」という地名を見聞きすると発生するのだ。
- スーパーパワーをもつあおいちゃんの正体は?
- あおいちゃんたちは、映画の帰りに入った喫茶店で校長と教頭の不正を知ることとなり、それを暴くため、夜の学校へ忍び込む。
- あおいちゃんの(自称)ボーイフレンド、トートがやってきた。
- あおいちゃん、自分のスーパーパワーを持て余し、歩くのもままならないので何とか対策を考える。
- とある山の中にUFOが墜落しその様子がテレビカメラに収められた。休暇を利用して地球に植物採取に来たトーオリ先生の円盤が故障で不時着したのだった。あおいちゃんたちはトーオリ先生の救出に向かう。
- トーオリ先生にもらった植物、フワフワが壊れた蛇口から流れ出る水を吸って大増殖してしまう。
- 美術の時間、雨に降られて絵をダメにしちゃったあおいちゃんに、森村君は描き直すのを手伝うといったのだが、あおいちゃんの反応がおかしい。
- トーオリ先生が持ってきたトゥクトゥプからの手紙をよんだあおいちゃん、ショックを受ける。
- たまたまあおいちゃんのスーパーパワーを目撃した秋本君、あおいちゃんの秘密を探り始める。そのスクープを足がかりとして芸能記者になろうというのだ。
- あおいちゃん、風邪をひいたようなので、岡崎君から薬をもらって飲んだら眠ったきりになってしまう。そこで、医者であるあおいちゃんのおじさんが呼ばれた。
- 山崎君は宇宙からの家出少女と出会う。あおいちゃんの知り合いらしいのだが、連れ返されることをおそれて、あおいちゃんには秘密にしておきたいようだ。そこで山崎君は、彼女を家に連れて帰る。
- ひろこさんのなれそめ
- あおいちゃんの身の回りで奇妙なことが起こり始めた。いつの間にかお弁当やご飯がなくなったり、ジグソーパズルが完成してたり、壊れたオルゴールが直ってたりするのだ。
出版情報
- 講談社
- 全3巻。絶版
- 宙出版
- 全3巻。絶版。
- メディアファクトリー
- コミック文庫で全2巻。絶版(作者本人が「コミック文庫は好きじゃない」とのことからか、早々と入手困難になってしまった)。
- eBookJapan
- 電子書籍版。メディアファクトリー版を分割して全4巻にしてある。