ねこめ~わく

自分達を進化させて宇宙の彼方へ飛び去っていった人間の文化を維持しようとして珍妙なことをやらかす猫たちと、その猫たちの世界に到着した元宇宙飛行士の人間マイヤー様(3巻でヨーリス様、6巻でマデリン様が到着)と、猫たちに魔法で呼び出される百合子様が巻き起こすコメディ。

登場人物

村上百合子
猫たちに魔法で呼び出される、この物語のヒロイン。最初に呼び出された時点では15才の女子高生だったが、しょっちゅう呼び出されるので浪人してしまうも大学の教育学部に合格する(ただし、本編では全く触れられていない)。呼び出されて猫の世界に滞在できるのは1時間。
ヘンリヒ・マイヤー
元宇宙軍のテストパイロット。新型宇宙船でテスト飛行に出発、ウラシマ効果で5千年後の地球に戻ってきたら、人間は1人もおらず猫の世界になっていた。さらに、彼は猫の毛アレルギーだった(百合子によって体質改善されたが)。結構ひねくれていて、猫たちをからかったり嘘を教えたりする。国立国会図書館の遺跡に住んでいる。仔猫は好きだが大猫は嫌いだそうである。
シマシマ・ハヤカワ
百合子を呼び出す猫のうちの1匹。縞猫で弁護士をしている。通称シマちゃん。
クロフ・J・カーター
百合子を呼び出す猫のうちの1匹。黒猫で株式仲買人。通称クロちゃん。マーコと結婚し、子猫もできた。
オスカ・ヨーリス
ヘンリヒと同じく、元宇宙軍のテストパイロット。「ねこめ~わく…ずいぶん~神様の長い足~」で猫たちの世界になった地球に戻ってきた。結構楽天的な性格で猫好きだが、大声でどたばたして猫をいきなり抱き上げようとするという、猫にとってもっとも苦手なタイプの人間。ただし、本人はそのことに気が付いていない。
マデリン・アンダゼン
ヘンリヒが行方不明になった後配属になった元宇宙軍の女性テストパイロットで、オスカの元婚約者。オスカが宇宙船のテスト飛行で行方不明になった4年後に補給部のハルセン・エンダゼンと入籍(旧名はマデリン・コモン)し、テスト飛行に出発して猫たちの世界になった地球に戻ってきた。実は猫が怖い。
マーコ・カー
クロフの婚約者(後に結婚)で新聞記者。
ひろみ
百合子の友人。時々消えてしまう百合子(猫の世界に呼び出されている)を不思議がる。

エピソード

ねこめ~わく
ねこめ~わく 夏も終わる頃、百合子は突如として猫の世界に召還されてしまう。猫たちは、国立国会図書館の遺跡に住み着いたヘンリヒに本を見せてもらえるようにしてほしいと百合子に頼むのであった。
ねこめ~わく ふたたび…
~冬来たりなば~
遺跡から発掘された謎の遺物、クロフの身に起きる怪事件…
ねこめ~わく たびたび…
~夏至祭りの呼び声~
猫たちが夏至祭りをやるので、百合子は夏至の女王の役を引き受ける。
ねこめ~わく またまた…
~春の椿事~
街で遊んでいた仔猫が忽然と姿を消すといういう事件が頻発。事件の起きた場所は、いずれも国立国会図書館の遺跡の周囲であった。クロフの恋人で新聞記者のマーコ・カーは、ヘンリヒが怪しいとにらむのであった。
ねこめ~わく ますます…
~キャッツ・ライフ~
百合子は猫たちの世界に鞄を忘れてしまう。それ以来、猫たちは様々な時代、様々な地域の格好をして奇妙な事を繰り広げるのであった。
ねこめ~わく おりおり…
~USAめ~わく USAばらし~
ある日突然、猫たちの世界に宇宙船がやってきた。猫たちは人間が帰ってきたと喜ぶが、宇宙船は猫たちを攻撃するのであった。
ねこめ~わく2!
ねこめ~わく ときたま…
~夏休み 夏休み~
猫たちは、夏休みを取り入れようとするのだが…
ねこめ~わく…やっぱり
~昼寝~
ある日、猫たちは昼寝の最中の百合子を呼び出してしまう。人間も昼寝をすると聞いて、猫たちは自分達も昼寝をし始めるが…
ねこめ~わく…どんどん
~冬のよそおい~
ヘンリヒに教わり、猫たちはスキーを始めるのだが…
ねこめ~わく たんたん…
~レンズの向こうに~
百合子が修学旅行の写真を見せると、シマちゃんは不思議そうな顔をする。その後、何故か猫たちはレンズの沢山ついたカメラを作り始めた。
ねこめ~わく…ようよう
~冬の扉のすきま~
ヘンリヒに人間から通信が入る。猫たちは人間が帰ってくると喜ぶが、実は彼らは猫の世界に取り残されたヘンリヒを迎えに来たのであった。
ねこめ~わく3!
ねこめ~わく…ずいぶん
~神様の長い足~
ふとしたことから、百合子は猫たちと神様の話をする。そして、猫たちが「人間の神様」として祭り上げたものは…
オスカ・ヨーリス地球に帰還。
ねこめ~わく…うっかり
~ギャンブラーな日々~
猫が大好きなオスカは猫の世界に来て嬉しそうな毎日。そんなオスカに、猫はなぜか逃げ腰。
ねこめ~わく…やれやれ
~にんげんなひと ねこなひと~
オスカが来て、久しぶりに知的な会話ができると喜ぶヘンリヒ。その一方で、猫たちはオスカと何かやっているようである。
ねこめ~わく…そろそろ
~過去の面影~
オスカは猫に写真を撮ってもらうのだが、猫から見て見上げる構図なので妙に恐ろしげ。
ねこめ~わく…よりより
~ねこな日々 日々なねこ~
百合子が呼び出されると、猫たちは奇妙な格好をしている。例によってヘンリヒが嘘を教えたのであった。
ねこめ~わく…さんざん
~発熱な季節~
また、猫たちが変な格好をしている。ヘンリヒが風邪をこじらせて寝込んだので、その厄払いだという。
ねこめ~わく4
ねこめ~わく…まだまだ
~淑女と映画~
百合子はひろみとレディースデイで映画を見に行く。それを聞いた猫たち、自分たちも映画館にレディースデイを取り入れようとする。
ねこめ~わく…よれよれ
~心に浮かぶ、顔にも浮かぶ~
猫たちは、百合子に考えていることを言い当てられてしまう。考えていることが顔に出てしまうのは問題だと考えた猫たちは、あの手この手で表情を読まれないようにする。
ねこめ~わく…とんとん
~権謀の日~
百合子たちにとって、猫の世界は建物が猫サイズなため、空が広く感じられる。人間の世界の街では空が見えないと聞いた猫たち、自分たちの家を人間サイズに造り替え始めた。
ねこめ~わく…おーおー
~瞳にうつるもの~
百合子は自分を見て歓声を上げる猫がいるのに気がついた。その猫たちは百合子を見るために、ツアーを組んで来ていたのであった。オスカの話によると、百合子を見た猫は、それを自慢するために、家に百合子の似顔絵を描くのだという。
ねこめ~わく…ほどほど
~お墨付き~
いつも、猫たちに「自分で考えなさい」と言っている割に、猫が変なことをするのを禁止させる百合子。それをヘンリヒに指摘され、猫たちのすることに口を出さないと決心するのであった。
ねこめ~わく…ぼろぼろ
~日影だまりの日~
ヘンリヒとオスカの会話を聞いていた猫たちは、廃墟を作り始める。
ねこめ~わく…ぶくぶく
~海の底にあるものは~
猫たちは沈没船の財宝探しを計画するのだが、潜水服を着ていても海に潜るのが恐ろしくて困り果てる。
ねこめ~わく5
ねこめ~わく…ばんばん
~ねこのみち~
自動工場を調べたオスカ、重大な事実に気がつく。本来、何十年か間欠的に動作した後停止するはずだった自動工場は何者かの手によってプログラムが書き換えられており、さらに猫用の操作パネルまで付けられて、何千年もの間猫たちに使われていたのだった。
ねこめ~わく…ふさふさ
~プロペラだったりカイゼルだったり~
オスカがひげを伸ばし始めた。猫がまねをするといけないので、ひげをいじらないことにしたのだった。
ねこめ~わく…しんえん
~やまといえば~
猫たちが合い言葉を使い始めた。凶暴な宇宙人が猫に変装して紛れ込んでないか見分けるために。きっかけは何気ないオスカの言葉。
ねこめ~わく…さんさん
~行動原理~
人間は明るいところでも目が線にならないからまぶしいはずなのに、何故百合子はサングラスをかけていないのかという話と、氷河期のお話。
ねこめ~わく…わさわさ
~まあ、いつもの~
百合子を呼び出した猫たちの反応がいつもと違っている。図書館で見つけた資料に書かれていた祭りがあまりにも奇妙なため、猫たちは戸惑っているのだった。
ねこめ~わく…わらわら
~転がる坂の手前で~
仕事が休みなので子供たちと出かけたクロフはヘンリヒと出会う。猫たちに対する態度についてオスカに聞かれ、ヘンリヒは自分の考えを打ち明ける。
ねこめ~わく…しんしん
~雪の日は休日~
大雪で仕事ができないと、猫たちは雪遊びを始める。
ねこめ~わく…またぞろ
~ミステリ・ミステリ~
猫たちの間で推理小説を書くのがブームになる。オスカが宇宙飛行士になる前は作家を志望していたと聞いてのことだった。
ねこめ~わく…ぞろぞろ
~ミステリ・ミステリ・ミステリ~
不用意な発言により始まり、不用意な発言により終息した猫たちの推理小説ブーム、また不用意な発言により再燃。
ねこめ~わく6
ねこめ~わく…さんさん
~熱波な日々~
夏、猫たちは暑がるが、ヘンリヒたちはそうでもない。服の素材自体は涼しく感じるよう出来ているのだが、猫たちは毛がふさふさなので暑がるのだった。
ねこめ~わく…さんさん
~扉のもうすこしのすきま~
オスカの到着に合わせて迎えにくる筈の人間からの通信が入る。しかしオスカは吹雪に閉ざされた山荘で身動きがとれない。
ねこめ~わく…こんこん
~3人目~
4年後に到着するという3人目のテストパイロット、マデリンがもう到着した。
ねこめ~わく…さんぜん
~伝説のもろもろ~
猫たちはマデリンにドレスを着せようとするが、マデリンは着ようとはしない。さらに、猫たちが用意した家に住もうとはせず、空港に引きこもってしまう。
ねこめ~わく…どんどこ
~太鼓の響き~
マデリン、猫たちが怪しい儀式で百合子を呼び出すと言うことに疑問を抱き、その儀式を見たがるが、猫たちは見せようとはしない。
ねこめ~わく…はむはむ
~目の前の影~
何かと人を指さすヘンリヒに腹を立てた百合子、その指にガブッとかみついた。
ねこめ~わく…しゃかしゃか
~スケッチの先~
何かにつけて絵を描くようになったマデリン。ついでに百合子もマンガっぽい猫たちを描く。
ねこめ~わく…ぺらぺら
~伝わる思い思い~
マデリン、百合子の話す言葉に疑問を抱く。マデリンたちはヤプラナ語で会話しているのに、百合子が話しているのは日本語だという。しかし、百合子の口の動きと言葉が一致しているため、テレパシーで会話が成立しているのではないようである。しかも、百合子によるとヘンリヒや猫たちと日本語で会話しているのだという。
ねこめ~わく7
ねこめ~わく…らんらん
~人生は~
猫たち、♪人生は歌と踊り♪と歌い始めた。マデリンが、「人生は歌と踊り」という題の歌を口ずさんでいたのを、猫たちが勘違いしたのであった。
ねこめ~わく…からから
~儀式はまわる~
当然のことながら、百合子自身は猫たちが百合子を呼び出す儀式を見たことがない。そこで猫たちは、百合子の目の前で百合子を呼び出す儀式をしようと考え始める。
ねこめ~わく…ずきずき
~思いおこせば幾星霜~
百合子、宿酔いで頭が痛い。一方ヘンリヒは百合子がまだ飲酒できる年齢になってないと思い込んでいた。
ねこめ~わく…たんけん
~ねこめアドベンチャー~
猫たち、今度は探検家に。原因はマデリンの言葉から。そして、探検用にピラミッドの建造を再開(一度、百合子が止めた)した。
ねこめ~わく…がつんがつん
~馬は食べたりしないけど~
夜、クロフがシマシマの家を訪れる。クロフはマーコと喧嘩したのだった。ヘンリヒは、ガツンと言ってやれ、というものの、シマシマ、オスカ、百合子はとにかく謝るようクロフに言うのだった。
ねこめ~わく…ぐりぐり
~世界のリーダー~
オスカは猫のことを理解してるつもりだが、じつはあまりわかってない。ヘンリヒは自覚していないが、結構猫たちを理解している。マデリンはとにかく猫が苦手。結局百合子が猫のことを一番理解している。
ねこめ~わく…ぼちぼち
~メッセージレター~
百合子、試験だからと猫たちに2週間呼び出し禁止を告げる。そんな折、百合子を呼び出すよう言ってきたヘンリヒにシマシマは百合子から預かった手紙を渡すのであった。
ねこめ~わく…こりこり
~かたむけた肩ごしに~
百合子、肩こりでつらいのだが、ヘンリヒ、オスカ、マデリンはそれが理解できない。試しに百合子がマデリンの肩を揉んでみると結構こっている様子。
ねこめ~わく…すらすら
~呼びかけるにも色々と~
猫たちはヘンリヒ、オスカに対しては苗字に様付けで呼ぶが、百合子とマデリンに対しては名前に様付けで呼ぶ。百合子はそれを疑問に思い、猫たちに理由を聞いてみる。

音盤ねこめ~わく

「ねこめ~わく」のドラマCD。

キャスト

村上百合子 平松晶子
ヘンリヒ・マイヤー 塩沢兼人
シマシマ・ハヤカワ 三田ゆう子
クロフ・J・カーター 松井摩味
ひろみ 中村尚子
ナレーター 屋良有作

内容

ねこめ~わく 主題歌。
作詞: 竹本泉 作曲: 久保田邦夫 編曲: 作山功二 歌: 長谷川純
オリジナルドラマ~第1話~ キャラクター紹介的なお話
フサフサのぷよぷよ(百合子の歌) 作詞: 竹本泉 作曲: 森本公三 編曲: 作山功二 歌: 平松晶子
オリジナルドラマ~第2話~ 百合子はひろみから、なめ猫ポスターを貰った。それを見た猫の世界の猫たちは…
オリジナルドラマ~第3話~ ヘンリヒが機嫌を損ねて、国立国会図書館に閉じこもってしまった。
そこで猫たちは、天の岩戸よろしく国立国会図書館の周りでお祭り騒ぎを始め、百合子に踊りを踊って貰おうとするのだが…
猫の見る夢(シマシマの歌) 作詞: 竹本泉 作曲: 三井ゆき子 編曲: 作山功二 歌: 古賀いずみ
オリジナルドラマ~第4話~ 猫たちは、何故人間にヒゲがないのかを百合子に尋ねたのだが…
幸せの時間(クロフの歌) 作詞: 竹本泉 作曲: 三井ゆき子 編曲: 作山功二 歌: 古賀いずみ
オリジナルドラマ~第5話~ 人間時代の遺跡からフラフープを発見した猫たち。早速フラフープを始める。
ふりむけば猫(ヘンリヒの歌) 作詞: 竹本泉 作曲: 森本公三 編曲: 森本公三 歌: 森本公三

ドラマ部分のシナリオは「ねこめ~わく7」に収録されている。

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